通信するためのモデルとしてのTCP/IP

通信のモデルとプロトコル

通信するためのモデルとしてのTCP/IP コンピュータが通信を行うときには、それぞれのモデルに合わせたプロトコルが用いられます。プロトコルという言葉はあまりなじみのない言葉だと思いますが、protocolという言葉には協定などという意味があります。通信でのプロトコルは、通信をするための規則を定めたものであると言えるでしょう。端末同士が通信を行うと期には、同じプロトコルを利用する事が必用になります。同じプロトコルに対応しているという事が必用になるのです。プロトコルには色々な事が定められています。どのような方式でデータを送信するのかという事が決められていれば、受信した側もデータを解析する事ができるでしょう。そのためのものがプロトコルなのです。
一つのネットワーク上には単一のプロトコルが用いられる事もありますが、複数のプロトコルが用いられる事もあります。例えば、最近ではIPv4が最も普及しているプロトコルですが、IPv6が普及しつつあると言えるでしょう。同じネットワーク上にIPv4とIPv6の両方のプロトコルが存在しているということは珍しい事ではありません。ただし、同じネットワーク上で複数のプロトコルが使われていたとしても、端末がそれぞれのプロトコルに対応していなければ通信をする事はできないのです。ですから、端末ごとにプロトコルを設定するという事が必用になります。同じサーバ上にIPv4のサーバとIPv6のサーバがあれば、それぞれに対応したものしか接続できないという事ですから、論理的にネットワークを分ける事もできるのです。

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